楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

煮卵シャッフル

今日の夕方、買い物に来て、トイレの鏡に映った自分の顔がなんだか自分の顔じゃない気がして、すこし前にも一度あった。ここはフィクションの世界ではないのでそれが何かの伏線になったりはしないしそれをあまり期待もしないのですが、これはいったいどういう現象なんだろうとは思う。一日のうちで人の顔つきはぐにゃぐにゃ変わっていて、それに気づかなかっただけなんだろうか。角度によって違う顔に見える人もいますよね。

思い出すのがなんとなくめんどくさい。たいした話題がない気がする。朝はトーストにキムチとマヨネーズをのせて食べた。たまにやる。駅まではglobeの1stを聞いていった。家から駅まで、そして帰りも駅から家まで聞いていたが、アルバムの最後まで到達しなかった。ヴォーカルのKEIKOさん、声が高い耳がきんきんするという以上の印象をもってなかったが、他にない歌い手なのかもしれない。ときどき何かが憑依してるかのような瞬間がある。 学校にはぎりぎりにつく。

そういえば雨降って寒かった。息が白くみえなくもない。はっきりとは見えなかったが。

学校が終わったらまっすぐ電車に乗って、途中で文房具屋に寄って買い物した。メモ帳、無地ルーズリーフ、A6情報カード、箱を作るための厚紙。情報カードは初導入。これを集積・整理するための手頃な箱がなかったとき、普通に「自作しようかな」という発想が立ち上がるようになった。最近、バイトで、紙を切断したりとかよくやるし、家で軽い料理めいたことも多少やるようになったので。定期入れも買おうと思ったが高い。あれはなんだ、収入がしっかりしてる大人が身につけるものとして社会に供給されてるタイプの商品だな。

家につくとだらだらしてしまう。生活の目的そのものが入れ替わってしまう。もうこれは昔っからそうだから変えようがないと確信してるけど。だからだらだらを後ろめたく思うのはやめたし、活動しときたいと思うときには家ででもできそうなことをやる。