楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

直火祟り

草履開きと称して(今称した)草履で通学してきた。今日は(も)寝坊して人生に対する意欲が弱まっていたし、たぶん睡眠過多のせいで頭がぼんやりして集中が途切れがちだったんだけど、ぞうりを履いていると思うと自分が維持できるというか、ぴったりと落ち着く効果もあったりして、ふだん着るものにはお金をかけないんだけど何を身につけるかって確かに大きなことだよなと考えてみるとそう思われます。ファッションなんて外見で飾りで非本質的という見方が可能だけど、内と外の区別なんてどっちが先にアクセスされるかという時間的な関係でしかないんじゃないすか、ともいえる。じゃなくて、うーん、なんだろう。ファッションにもファッションの本質があるし、自分を表現するなどとむずかしく考える必要もないだろうから。