楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

参謀ピューレ

最近駅までの道は語学のトレーニングの時間にしてて教科書の文章を唱えたりしながら歩いてるんですけど、それでひさしぶりに気が変わって森高千里を携帯プレイヤーから流してたら何度かじわっとくる瞬間がありまして。冬で寒いときとか、健康を崩してて弱ってるときなんかは音楽に涙を誘われやすいきっかけですけど、特別そんなこともないのになぁ、年かなと思いました。しかし音楽聞いて泣けてくるのって必ずしも作品を全体で受け止めた上で感動してるんじゃなくて、フレーズのはしばしをつかまえて都合のいい脈絡からのぞき込んで感動するので、私は音楽で泣けるってのがたいがいそういうぐあいなのでどっちかというと自己陶酔のたぐいですねありゃ。音楽に刺激を受けて私のなかの何かが広がって自己感染してしまうというかんじ。しかし行きで2回帰りで1回、感情の動揺がきたので、まあまあなんなんすかねな気持ちにはなった。