楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

臆見リゾット

昼前まで寝てた。今日は昼から検査の結果を聞きに行く用事があったので、腹ごしらえとしてマクドを食べたらのんびりする時間もなく、押し出されるように支度して外へ出た。

検査とは心理検査で、より詳しく言うとWAIS-IVといういわゆるIQの測定と発達障害の傾向をみる検査3種類(ASDが1個とADHDが2個)だった。受けることにした直接のきっかけというのはあるのだけどここで書く用意はない。ただ自分の生きづらさがどれだけ発達障害というワードに関係のあるものなのかを知りたいという考えは前々からあったので、背中を押してもらうのを待っていただけだという見方もできる。

結果を詳しく書くことはしないが、かいつまんで言うとIQは平均より高い、ASD傾向はみられないが「寄り」ではある、ADHD傾向はある、ということだった。説明を受けながら少し雑談的に仕事のことも話した。マルチタスクは苦手だしストレスが溜まるが、複数種類のタスクを用意して時間割的にリニアに並べて消化していくのは自分に合っている気がするという話をしたらそういうアプローチが良いと思うといった反応があったので、やっぱりそうだよねという感じで少し気持ちが軽くなった。二言目には「仕事辞める」になんでもつなげるのはよくないが、しかし自分の体に合わないものを我慢して続けて寿命縮めるのも馬鹿馬鹿しいしなぁとあとで思ったりもした。

それから都内に出て、浅草の人混みに無駄に揉まれ、銀座で腹ごしらえをして(この時点で頭痛もあったし疲れ果ててた。)、大型書店で本を少し買ってから読書会に参加した。テキストを離れて脱線する話が多かったけどこれはこれで楽しいかもという気がした。自分にとっては意外だったんだけど、しゃべると元気になるね。仕事の打ち合わせとかするとドッと疲れるので私はしゃべればしゃべるほど疲れが溜まる生き物かと思っていた。