楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

振り飛車プリン

そう遠くない将来に会社を辞めるつもりであることを上司に伝えた。言い出すのに時間かかったけど、言うべきことが言えたので自分をほめてやろう、と思った。ほんとは自分に向き合って理由をしっかり整理してから宣言しようと思ってたんだけど、そうする時間も思うように取れず、そして辞めようという気持ちも後退する気配がないというか新たな燃料が与えられて維持されていたので、とにかくこれを言わないことには先に進むことも戻ることもできないと半ば必要に駆られて上司に告げることにした。上司は悪い人ではないので、話していると「本当に私はこの会社をやめるつもりなのだろうか」と自分の選択に不安になる瞬間もあったが、きょう仕事を終えようとしていたら取引先から電話がかかってきて急遽、休日出勤することになってしまったので、絶対辞めてやらぁ!!という気持ちを新たにしたのでした。本も満足に読めないようでは何のために生きているのかわからない。