楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

毎日一定量話したほうがよい

たまにしか人とおしゃべりしない生活が結構長らく続いている。ざっくり区切ると就職以降そうなんじゃないかな。

たまに人と喋ると、話題に直接関係ないことまで話してしまう。話が逸れるということではなく、Aという話題について語っている中にBという話題がぬるりと入り込むということが起こる。

これって個々のトピックについて話し足りていないということなんじゃないかと思う。Aのことも話したい、Bのことも話したいという思いが《本当は》ある中で、一定時間内で語れる話題量(いいかげんな概念)に限りがあるときに、話題Aに対する語りの中に話題Bへの言及をねじ込んでしまう。「話題Bにも触れた」という実績を作ろうとしてしまう。

日常生活の中で発言機会が限られているからこういうことになるのではないか。発言機会を増やせば、人と何かを話すという時間をつくって増やせば、ある話題の中に別の話題をねじ込む必要もなくなってくるのではないか。