図書館から予約資料がどさっと来たので消化に励む日々だった。読書時間は安定して確保はできなかった。
- モリナガアメ『話せない私研究』合同出版、2020年。
- https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b547707.html
- 場面緘黙を持つ主人公=著者が工夫しながらこれを克服していく様子を描いた漫画。生きていく中で著者が見出した知見がそこかしこに散りばめられている。症状の改善と人生の進展がリンクしているのがなんだか示唆的だった。
- 北村俊則『精神・心理症状学ハンドブック』日本評論社、2022年(第4版)。
- https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8804.html
- 超拾い読み。精神医学のことをもう少し知りたくて。基本的には診断・治療に従事する人向けだと思う。精神科の診断がどういう前提に立っているか、どういう知識体系を背景にしているかを垣間見ることができた。
- 加藤俊徳『ADHDコンプレックスのための“脳番地トレーニング”』大和出版、2020年(2021年5刷)。
- https://daiwashuppan.com/book/b10003033.html
- 具体的な知見がたくさん載っていた。ただ理屈の部分が全体的に説明不足に感じて、カタログ的に眺める使い方しかできなかった。
- 「脳」の話については、最近ブルーバックスで出た『「心の病」の脳科学』が詳しくて取っつきやすそうなので買ってみた。
- 山田剛史・金森保智(編著)『エピソードで学ぶ統計リテラシー』北大路書房、2022年。
- https://www.kitaohji.com/book/b614417.html
- 教養レベルの統計の勉強をしたいと思い続けて何年も経過している。この本は統計学としては深くなり過ぎず、ほぼ初学者の状態でも読めたので良いスタートだったのではないかと思う。
- あとは勉強を継続しないといけないが……。