楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

芋論語

今日は妙に辛かったな。ほんとに、仕事とかしながらつらいつらい口に出してた。なんでなのかわからない。私の人生なにも問題ないはずなのに(言いすぎ)*1。さいきん気候の変化が激しくて、急に寒くなったり暑くなったりしているせいか? 気付いたら室温が28℃を超えていたので、まだ暑いと感じてたわけじゃないけど今年初クーラーを入れました。

何にも関心が持てなくなって、何かを楽しみにする気持ちが持てなくなって、自分が生きていることには何の意味もないと思った。中国語や数学や川柳に触れているのに、それがべつだん重要なものではない、紙っぺらのようなものに感じられた。光にかざせば裏が透けて見える。指先をこすり合わせればちりぢりになって消えてしまう。

仕事が終わったあとにiPhoneにイヤホンをつないで、Apple Musicで音楽を聴いた。部屋の照明を常夜灯にした。昔聴いた音楽を聴こう。そう言いつつ2曲目には最近初めて聴いた曲を流している。たとえば中学生ぐらいの頃の自分と今の自分は断絶していると思う。当時なにを感じどういう考え方をしていて、何が楽しくて何が辛かったのか。よく思い出せない。過去の自分をたぐり寄せようとした。

何曲か聴いたら気分が回復した。音楽を聴くのはいい。それも、聞き慣れた音楽はいい。新しいものを次々と摂取するのに疲れた面もあるのかもしれない。私など、時代に取り残されっぱなしだと思うのだけれど。生きていてもなーんにも変わらない、そんな人生がほんとうは合っているのかしら。

*1:ムーンライダーズ「何だ?この、ユーウツは!!」を意識した