あ、先月分まとめるの忘れてた。
〈先月読んだ本〉
- なかはられいこ『くちびるにウエハース』左右社、2022年。
- https://sayusha.com/books/-/isbn9784865280906
- 現代川柳。書名を裏切らない内容だった。
〈今月読んだ本〉
- 『「働くこと」を社会学する 産業・労働社会学』有斐閣(有斐閣アルマ)、2015年(2019年2刷)。
- https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641220430
- 「働くこと」について考えるための言葉が欲しかった。中高の公民科の延長というか詳説した感じだけど、不勉強だったので勉強になった。
- ラッセル・A・バークレー、クリスティン・M・ベントン、(訳)山藤菜穂子『大人のADHDワークブック』星和書店、2015年(2021年4刷)。
- http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn859.html
- 前の日記で書いた、薬物療法を試したくなったというのはこの本の影響。ADHDをなんとかしてやろうという情熱を感じる。最初の章で「まず診断を受けよう」から入るのはその表れと読んだ。ちょっと冗長な部分はあるけど、コンパクトにまとまった本よりも腹にたまる感じがあってこちらのほうが好き。ワークブックとあるけど読み物色が強い。
- アスク・ヒューマン・ケア(構成)『依存症・トラウマ・発達障害・うつ 「眠り」とのただならぬ関係』特定非営利活動法人 ASK(アスク セレクション)、2023年。
- https://www.a-h-c.jp/book/9450
- アスクセレクション3連発。80ページの小冊子。小さい本って好きなんだよね。
- アスク・ヒューマン・ケア(構成)、岩壁茂(監修)『恥(シェイム)… 生きづらさの根っこにあるもの』特定非営利活動法人 ASK(アスク セレクション)、2019年(2021年2刷)。
- https://www.a-h-c.jp/book/7847
- 「恥」。哲学者が連綿と議論を続けていてもよさそうなくらい、身近で深いテーマだと思うんだけど、知る限りそうでないのは哲学がやはり西洋由来だからなのか。重要なテーマだと思うんだけど次に何を読めばいいだろうか。
- アスク・ヒューマン・ケア出版部(構成)、伊藤絵美(監修)『心の体質改善💛 「スキーマ療法」自習ガイド』アスク・ヒューマン・ケア(アスク セレクション)、2018年(2020年2刷)。
- https://www.a-h-c.jp/book/7447
- スキーマ療法の概略は著者の別の本で知っていたので、再確認するつもりで。
- 『ドラえもん (10)』(小学館 藤子・F・不二雄大全集)
- 最近の読書生活ではドラえもんが入り込む余地がずいぶん狭くなっている。前巻から3ヶ月ぶりに読破した。
- 林(高木)朗子、加藤忠史『「心の病」の脳科学──なぜ生じるのか、どうすれば治るのか』講談社(ブルーバックス)、2023年(同年3刷)。
- https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000367265
- 発達障害をはじめとする生きづらさと向き合う上で、ハードウェア面も知らなきゃねと手に取った。まったく不案内な分野だったので険しい道のりだったけど、脳や生理学の読書への入口になってくれた。