楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

屈伸する決定論

昨日お出かけしたばかりなんだけど、お出かけ、行けたなー自分にも、みたいに振り返ったら何かに目覚めてしまい、思い立って新幹線と宿の予約を昼ぐらいにした。朝に惣菜パンを2個も食べてしまい、自分、元気じゃんと思ったのも気の迷いを助けた。仕事を終えてからバタバタ動き出して新幹線で移動してきた。お金は無論かかっていて、いつもこんな短い期間内に何回も遠出しないんだけど、夏から秋に変わるこの時期に行っておこうと思って。

父の実家方面に行くつもりで、祖母はしばらく前に亡くなったのでそこには親族は(顔も名前も知らないような遠い親戚は除いて)もういない。だからひっそりと行って帰ってくるつもり。家族にも言ってない。思い立ったのは、最近、自宅の周辺の匂いが父の実家周辺の匂いと同じだと感じることが何回かあったからで、なんかたぶん行っておいたほうがいいんだろうなと感じた。こういうのは行っておいたほうがいいと思っているうちに行っておいたほうがいい。

会社辞めるという話をしばらく前からここでもチラ見せしてたんだけど、色々あって何ヶ月か延ばすことになり、これからは失業して節約生活だと覚悟していたところにまだ収入が得られる条件へと揺り戻されたので、金銭感覚がややおかしくなっている。そういう条件も手伝っている。