楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

めったに八ツ橋

Macを使い始めて3年ぐらい経つんですけど、文字サイズ小さくね……⁉️ と感じてディスプレイの解像度に手を出してみた。1920 * 1080 が推奨なんだけど 1600 * 900 に。なんか文字がにじんで見える部分があるけど、細かすぎて身を乗り出さないと読めないよりはマシだ。というかApple社はアクセシビリティに力入れてる印象なのに、「文字が小さいとカッコイイ」とか昔のテキストサイトか? と誰も得しない悪態をついてしまう。こう設定したらいいよというのがあったら本当に教えてください。天気アプリの文字サイズとか信じられないぐらい小さい。まさかモニタがApple製じゃないからこんなに悩まされているのか……?

被害者意識が強くてくどくて皮肉っぽいのがほんとうに昔のテキストサイトみたいだ。自分で書いてて年齢を感じた。誰も気にしていない情報かもしれないけど私はテキストサイトをリアルタイムではあまり知らず、全盛期が終わって多くの人がブログに移行した頃から過去ログを中心に楽しんでいたような感じです。

今日も仕事わちゃわちゃしてたし天気も悪いしで疲弊していて、土日に元気に活動できる気がしない。こうしている今も何かをしようという気がまったく起きないので早くふとんに入って回復につとめようなどと殊勝なことを考える状況に追い詰められています。楽しいことをしようにも体力が資本だからなあ。

むしろアガペー

今日も仕事が忙しかった。忙しない。「仕事が忙しい」って今や文字通りのことを意味していなくて、あなたのことよりも仕事を優先するよというメッセージを発するためのフレーズになっている。今日も忙しなかった。自分の手持ちの作業があるのに、他人に対する世話、お膳立て、尻拭い、みたいなことで時間が過ぎていった。文句タラタラ(わたしが)。従業員が能力を発揮できるような仕事環境になっていません。

加えてこの移り変わりの季節の中で、わたしはいつもより寝過ぎていて、目覚まし時計が意味をなさない状態に突入している。これね、一時期よくあってどうしたもんかと思っていて、いつの間にか解消したから喜んでいたんだけど、またなってしまいました。遅刻する生物に当たりが強い世の中であるので、この癖があるだけで来るべき再就職に差し支えそうで気が重い。まあ面接で「実は遅刻癖があって」なんて言うことは、「~なんて正直に言うバカいないか」という言い回しの餌食になってしまう程度にデメリットの大きい行動なんだろうから、やらないとして、心配すべきは職を得たあとの展開だろう。

ともかく精神的なストレスと肉体的なストレス(今の時期は息をしてるだけで体力が奪われていくかのようだ)とで退勤する頃にはだいぶまいっていた。この苦境をわたしは黙って耐え忍ぶしかないのか。

みだりに三叉路

寒くなってきたと思えば暑くて、暑いときの方が体調がマシだけど、それはまやかしで、時間をかけて暑さに体が慣れたからそう思えるだけだ。夏の始まりごろの(けっこういままでになかった)辛さがうっすら記憶に残っている。

それでも、暑いとき ≒ 汗をかくとき の方が肌の世話が少なくて済むというのは通年で言える事実だと思う。冷えてきてからというもの、顔の皮膚がすぐに固くなって、何かから身体を防御しようとしている。それ以外にも全身ゴワゴワとして、自分と世界との境目がコンフリクトを起こしているのを感じ取る。

日中眠いくせに夜更かししてしまう。眠いといっても、仕事の休憩中にYouTubeをぼんやり見ていたりするときに寝落ちしそうになる、といったぐあいで、仕事中に眠くなることはほとんどないんだけども。……もしかして、けっこう長いことわたしは寝る間際にYouTubeを見ていて、寝落ちし始めたらスマホをしまって眠る、という習慣があるんだけど、それで条件付けみたいになってYouTubeを見ると寝る動物になっちゃったのか。

不眠とかより深刻度は低いんだけど、夜更かし癖を直して生活を整えたいという気持ちはかなり長いことあり、本格的になにかやってみようかな。期間限定でモーニングコールのサービスを利用してみるとか。たとえばの話、残業しているとその時間が本来の時間とは別にアタッチされた時間であるかのように感じて、「時間を忘れて」無限に使ってしまうことがある。それと同じように、わたしは寝るまでの時間が無限にあるかのように、あるいはもっとしっくりくる言い方をすると「時間ではない」かのように使ってしまうところがある。自分の経験の中には、「1日」がひとつの数直線みたいに無限に広がる空間みたいなものとして表象されている。無限の大きさの箱が有限個並んでいるのがカレンダー、みたいな。それぞれの日が24時間ずつで循環していると知ることが大事なんだと思う。

まずは半べそ

なんか今日も体調いまいち。頭の働きもよくない。韓国のサリ麺という乾麺をスーパーで買ったので夕食に使おうと思って、でもこれはスープのついていない純粋な麺なのでスープを用意する必要があって、自分で引くのもありだったけど別の袋麺があったので(円山動物園、塩味)それを先に茹でてすすって(うまい)、そこにキャベツ、キムチ、ランチョンミート、サリ麺を入れて替え玉にした。おなかいっぱいになって、もう1時間以上横になってるけど全然消化が進んでいる感じがしない。気付いたらほんのり頭痛もある。

ほどなくジャックポット

日記書くの忘れてた。仕事の退勤後、しんどくて、胆力、胆力みたいなものが根こそぎ奪われたような心地になり、ものは食べてるはずなのに力がわかない。季節の変わり目。季節の変わり目。だいたいそれで片付けちゃう。涼しくなってきてるのに体は楽じゃない。

角煮を煮た。動詞がこれで合っているのかわからない。まあ同じ字が繰り返されているからといって即間違いになるわけではない。豚バラを切って、フライパンで焼き目をつけて、1.5時間ぐらい弱火で煮て、しょうゆと砂糖を入れて煮詰めた。やってみたら簡単。ラーメンに入れる煮豚を作ったことはあったので豚肉を煮るノウハウがある。あとは味の入れ方が違うだけ。ただ豚バラを焼いたら縮んでしまったので、最初に思っていたほどたくさんは出来なかった。

何日か自転車をサボっていて、乗ってはいたけど10分先のスーパーに行く程度にとどめていて、今日本格的に乗ったら軽く酸欠みたいになった。行ったことないけど標高の高いところにいたらこんな感じなのかなと思う。前に一度通って、あまりに急な坂だと思って徒歩で登った坂が、ギアを軽くしてゆっくり登ったら自転車から降りずに登れる(降りるとか登るとか動詞がまぎらわしい)ことがわかった。勢いつけて登るものじゃないらしい。

厳しいと思っていた坂を登れることがわかると、他の坂の見え方も変わる。重いと思っていた場所が実は大したことないのが分かったり、逆に、実際そこそこ勾配があると思えてきたり。ものの見え方はどんどん変わっていく。

減らず口は杏仁

ねむい。この週末はだいたい自宅で過ごしていたのになんか無性につかれている。あれか。仕事が忙しいというか、残業時間が長いわけではないけどずっと気を張っていて忙しないからかな。季節の変わり目でもあるしな。下唇の下あたりで皮がぽろぽろ剥がれていて、と思って鏡を見たら皮というか皮膚がひび割れて修復しかけの状態になっていて、気づくの遅いよもうちょっと鏡見ようと思った。日記に書くこと何個か溜めてるんだけど今日はそれを書く日ではない。日付もう変わっているしね。

少しだけ外に出ようと思って、電車で30分ぐらい移動したところで大阪王将で食べてきたんだけど、グレフルサワーを頼んで飲んでいたらだんだん空間が狭く感じられてきて、じんわり暑いというか空気の密度が飽和している感じもするし、しだいに飲み食いしかできない生き物になって食べ物を片付けて会計を済ませて外に出てきた。酔い覚ましになるかならないか缶コーヒーを買って駅のホームで飲んだ。店の中より明らかに駅のホームのほうが過ごしやすい。アルコールとカフェインが入った状態でほんのり気持ち悪くなって、電車でまた30分ぐらいかけて帰宅した。だいたい一人で酒飲んで後悔する頻度が80%ぐらいあるのに、今日はいけると思ってしまう。これなんなのかね。お酒をなんだと思っているのかねわたしは。