楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

ブルックリンにぶらり旅

ダウナー系日記はまだしばらく続くかなあ。日記はじめた頃からわりとそんな基調である気もするけど。最近は自責の自動思考がひどくて、道を歩いてるとき、トイレにいるとき、風呂に入っているとき、心にすきまがあるとふっと風が吹くようにそれにさらされる。自分は気持ちが悪い奴だとか、嫌われているとか、人間未満だとか、無能だとか。受けているあいだはまさに風に吹かれるようにその肌触りを感じているだけなんだけど、積み重なるときっと心身に悪い影響があるよなあ。というかすでに出ている気もする。原因これだけではないだろうけど。最近は夜になると夜の闇がほんとうに真っ黒に感じられて、やけに明るいこの四角い部屋しか世界にはないのだというような錯覚に囚われる。胸も少し苦しくなる。2日前の日記と同じようなこと書いてるな。

この傾向は数日前に経験したある事件に明らかに起因しており、そのときの光景がトラウマ的にときおり自動再生されるのだ。雨がやむまでには一ヶ月ぐらいかかると思われる。以前に似たような経験をしたときもそうだったから。でも、自責はそれ以前から表面化していた。ここ一年ぐらい、世の中で接する、接点の薄い人──コンビニの店員など──の、自分に対する接し方がぞんざいになった気がしている。自分の身なりがみっともないからとか、顔色が悪いからとか、いかにもお金を持っていなさそうだからとか、そんな理由を(自分の中では)もっともらしいものとしてその都度思い浮かべる。

ちょっと前の日記を見返す。死にたいとは今は思わない。そのかわりに、生きるのが「ちょっとツラインダ」。

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