楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

川柳

ソシュールを送信後

体調崩して一日寝てた。頭痛。もう〈定期的に起こるもの〉になっちゃってる。やだなあ。というか平日から皺寄せを重ねている自覚はあったんだけど、どうしても「人間がこの程度で体調を崩すわけがない」という信念というか希望的観測というかがうっすらと意…

けだし消し炭

今日も微熱出るぐらい頑張った。やめたらいいのに。こういう熱は自転車乗ったら取れます。デスクワーク頑張ったら体を動かしてバランスを取るべきだということを学んだ。今日は雨だったし、仕事中だったので、せめて、と部屋の中でスクワットをした。ちなみ…

かつて呵責

おしごといそがしくてあたまがわるくなってきた。本当に。そうそう、こうなるんだよな。忙殺とは時間がとられるという以上に、時間の中をよく生きるためのリソースがとられるということでもある。そして忙殺とは単なる多忙ではなく、多忙の中で当人がうんざ…

かるかん温泉

近所の中華料理屋に行った。もう何年ぶりかかもしれない。おいしかったけど、しだいに、チャーハンの上に乗った肉あんかけの肉の食感がふわふわしててすり身っぽかったり、春巻の具がほとんど入っていなくて、しかも使い込んだ油の匂いがしたりして、難しい…

おゆうぎ予備軍

また川柳のこと書こうと思ったけど、というか実際これから書こうとしているけどあくまで「日記」という体裁でいきたい。日記の一環として川柳の話にふれているという意識のままでいきたい。話題を絞って書こうとすると、それ以外の話題を書いちゃいけないか…

「類想」的なもの

川柳のことで前から気になっていたことがあり、少し整理してみる。 たとえば、石田柊馬の「もなか」連作が存在している世界で「もなか」という単語が入った句を発表することの意味は、第一に「比較される」ということだろう。端的に、あなたは石田柊馬よりも…

『川柳EXPO 2024』感想まとめ

『川柳EXPO 2024』の収録作品についてTwitterに流した感想/鑑賞/読み/評 を、可読性・アクセス容易性のためにまとめます。 連載期間は6/12~6/28の17日間。取り上げた作家は68名中37名でした。当初は全員分にコメントすることを構想していたのですが、読み手…

『川柳EXPO 2024』ひとり反省会

5月に発刊された川柳の同人誌『川柳EXPO 2024』に参加しまして、原稿を用意しているとき何を思ったか、今振り返ってどう思うか、残しておきます。句歴も浅く創作活動も精力的とは言えない私なんかが、とも思うのですが、今のところまだ「サンプルは多ければ…

『川柳ZINE Poisson』vol.1, 2

2024年3月に吉祥寺ZINEフェスで入手した『川柳ZINE Poisson』vol.1, 2 から、気になった句をピックアップして感想を書きます。 言うまでもありませんが、句の読み方を規定するものではありません。一つの鑑賞例として見てもらえればと思います。(流通部数が…