楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

パンナコッタ論証

やはり10時過ぎにようやく起きる。たぶん昼食の習慣とかなければもっとずっと寝てるぞ。(僕の文章には副詞が多い) 昨日たいして動いてないのに眠る眠る。入眠もスムーズだし。もともと体力がないということなのか。でも平日は6時間くらいの睡眠が調子いいなと感じるラインなのよね。

朝から雨が降ってて、昼も降ってて夜になっても降り続けたので家から出られなかった。傘をさして外を歩けばいいわけだけど靴をぬらすのがいやで、下駄は寒いから気が進まなくて、長ぐつを買うべきだな。夜になって雨が止んだら写真を撮りに出ようと決めていて、でも止まなかったので、天気に文句をいいたくなった。天気がわれわれの思い通りになるべき理由なんてないのに。でも、天気がもっと重大な帰結を引き起こすような環境のもとでは、天気を思い通りにしようと努力するだろうし、思い通りにならなかったら天気のこん畜生と思うでしょうね。でも別に僕は天気を操作する努力もしてないし。

お仕事のための書き出し作業をしつつ、でもたいして集中力も続かないので、紙を一枚消費しておわった。それから読みかけの本を読んだり、なにか昨日のでコツをつかんだようで英語の本をながめながら読める読めると思っていたけど、読めるのですぐ満足しちゃって2ページくらいで止めちゃった。これだからもうね。(酒飲むとやっぱり文章書けないかも 思考がとぎれとぎれになる) それから手持ち無沙汰になって、散歩に出たいけど上述のように出られなくて、うにゃうにゃまとまりのない過ごし方をした。まとまりのないというのは、具体的に何してたか思い出せないという、ことだ。

夕食がカレーライスだったので遠藤賢司の「カレーライス」を聞いた。思い描いてたよりずっと小声で、ずっとギターが繊細。恋人が怪我したり三島由紀夫が出てきたりするけど結局ふふーんカレーライスで、カレーライスという言葉の喚起力の強さが全体を引っぱってる。

あとお茶をたくさん飲んだりとか、トイレの中で踊り出したりとか。雨だと運動する場所がないのでこまる。踊りながら移動するための30メートルくらいの廊下が欲しい。