楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

連休ゴジラ

ホットドッグのことについて書く。先月末から昼食はホットドッグばかり作っていた。そろそろ飽きてきたので、今度また作りたくなったときに「つづきからはじめる」ができるようにメモを残しておく。

パン

いきなりだがホットドッグを作るのに適したパンを見つけるのは難しい。結論としては超熟ロール*1イケアのホットドッグバンズ*2が良いと思う。理由は大きすぎないから。ホットドッグにおけるパンは肉まんにおける皮と同じで具を支える役割と考えているので、パン自体に食べ応えがあるべきではない。フランスパンのように存在感が強いのも望ましくない。

しかし上記に挙げた2つの製品も個人的には甘みが強すぎて、最適ではないと感じている*3。私がホットドッグを探究してみるきっかけになった次の動画でしているように、自分でパンを焼くのが──本邦でホットドッグを作るにあたっては──正解なのかもしれない。私の自宅にはオーブンがない。


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ソーセージ

上記の動画に倣ってジョンソンヴィルのオリジナルスモーク*4を使用した。これは最初から答えを掴んだ感じだった。パンは大きすぎないほうがいいがソーセージは大きいほうがいい。同シリーズのチェダーチーズとレモン&ペッパーも試したが、チェダーチーズはチーズ味が入っている必然性が見出せなかった。レモン&ペッパーは他の具材に負けて味がよくわからなかった。

試さなかったが、小さいバンズには小さいソーセージ──シャウエッセンとかアルトバイエルン──を挟むのが実は正解だったりするのかもしれない。

添え物

パンが小さいので添え物を挟む余地が小さい。ケチャップは入れておいていいと思う。マスタードは入れる意味が見出せなかった(複数の添え物の中で味が紛れて、「なくても同じ」状態になった)ので最終的にレシピから外した。玉ネギ(アーリーレッド)はスライスして挟んでおくと食感と風味でよいアクセントになる。5分でも水にさらして辛みを抜いておいたほうがいい。

レリッシュはたっぷりめに載せておくとよい。ピクルスをみじん切りにしたやつ。ザワークラウトといえばソーセージに合う添え物No.1だが、ホットドッグに挟むと全体として散漫な印象になったのでやがて使わなくなってしまった。市販品ではないが、いつか作って持て余していた青唐辛子のピクルスを挟んだらいい感じだったので嬉しかった。ハラペーニョだともっとおいしいかもしれない。

最後にフライドオニオン。なくても大事には至らないが載せておくとワンランクアップすると思う。バンズの容量的に挟み込むのが難しいので、上からふりかけて、こぼすの前提で食べるのが正解だと思う。ホットドッグをアルミホイルか何かで包んでおくと受け皿になって食べやすい。

調理方法

パンはオーブントースターで軽く温めておく。ソーセージはフライパンで焼く。あとはパンにソーセージを挟んで各種添え物を入れるだけ。上の動画でしていたみたいにアルミホイルに包んでおくと全体的に具材がなじんでいい感じになる気がするが、私の場合は作ってすぐ食べていたので気のせいかもしれない。でも、先ほどのフライドオニオンの箇所でも触れたように何かと食べやすくなるのでとにかく包んでおくのはよい考えだと思う。

飲み物

缶コーヒーが妙によく合う食べ物だったのでだいたい家の近くの自販機に買いに行っていた。

*1:https://www.pasconet.co.jp/products/29/

*2:https://www.ikea.com/jp/ja/p/hot-dog-rolls-40386321/

*3:イケアはスウェーデン発祥だから日本のパンとはテイストが違うのではないかと思いきや、イケアで販売されているホットドッグバンズの製造元は第一パンである。パッケージに書いてあった。

*4:https://johnsonville.co.jp/product/smoked/