楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

ワンダーランドの日陰

無職生活プレオープン日。昼に、このあと速やかに実施すべき手続き(雇用保険、健康保険、年金)の整理をした。

年末年始読書と称して文フリ東京(38と39)で入手した同人誌を読んでいて、今日は一冊も読みきらない勢いで、本当は無理してでも一冊は消化して「成果」を出したいんだけど、早く寝るのも大事だよねと思って大人しく日記を書き始めた。午前中を寝て過ごすことの、なんだろ、時間を無駄にしている感じというか、実際に無駄にしている実感というか、遅起きしたらそのぶん遅くまで起きているわけですが、自分夜型ってわけでもないし、なんかうまく言えないけど朝起きて活動したほうがいい気がする。店も開いてるし。食事リズムも取りやすいし。遅くまで寝てると頭痛になりやすいし。すぐに日が暮れて損した気分になるし。いつまで起きていてもいいことにすると無理してでも起きてるときあるし。朝の空気は気持ちいいし。

この先のことを考えて、ちょっと緊張している。食費の計画もしないといかん。今日も食べるものを決めずに過ごした結果、夜に運動がてら自転車で隣町(?)まで行って、目当てのミスドはイートインが終わっていたのでいきおいラーメン屋に入って1200円ぐらい使って、さらに駅のスーパーで翌日の朝食として総菜パンとコーヒーを買ってまた400円ぐらい使ってしまった。なにかとお金を払って済ませてしまう。これが金額として多いか少ないか、切り詰めて延命を試みるよりも収入口を早く作ったほうがよほど効果的ではないかとも思うけど、それはそれとしても生活にある程度の規律はあったほうがいいと思うようになった。言い換えると、メリハリ。それは地形の凹凸であり、凹凸があることで私たちはストレスを感じたり幸せを感じたりできるようになる。

(約700文字/20分)