楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

メルカトル浴

目覚めたら頭が痛かったのでそのままもう一度寝た。起きたらまだ痛かった。ウーバーイーツで台湾まぜそばを注文し、TBSラジオ「アシタノカレッジ」のイベント配信を見る。台湾まぜそばは味が濃かった。自分で作る参考にしようと写真も撮ったのだけども半年ぐらい食わなくていいかなという気持ちになった。夜にドムドムハンバーガーの期間限定メニューを食べに行った。しかし時間が閉店間際すぎて限定メニューは売り切れていた。電車を2回乗り継いで行ったのに何もせずに元の道をなぞって帰るという過ごし方を久しぶりにした。少し落ち込んだ。運賃と時間を無駄にしたとまでは思わないけど目的は果たせなかった。でもまぁ目当てにしていたものが得られなかったときにしょんぼりするのはそのモノを大事に思っていたからこそで、むしろ健全ではないかとも思い直した。5年くらい前だと「こんなことでしょんぼりするのはおかしい」と思って、自分の気持ちに向き合うことすらできなかったから。

こういうのは事前のリサーチが重要なんだけどほとんど何も調べずに「行けばあるだろう」の精神で行動してしまうのはやはり疲れてんのかな。年末年始にかけてしっかり休んだはずなのだけどな。まだまだ休み足りないのかな。なんか特定のモノを手にいれることにこだわる様子も、少し疲れているからこそという気がする。視野が狭まっている。物品を入手することのジャンキーみたいに少しなっている。

近所のスーパーで、食料品の買い出しをして帰った。私はいま自分でめしを作って食べることによって救われている部分があるような気がした。自炊が生きる支えになっている。それが詳しく腑分けするとどういう成分表になるのかはよくわからないけれども、私の場合は〈作ること〉をどこかで切実に必要としていて、生活の中でそれを行き届いた仕方で実現できるのが自炊という場だったのだと思う。