楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

駅伝エゴグラム

せっせと日記を書く。書くことなくても書く。

新年最初の出勤日も寝坊した。気持ちよく寝てた。数えてみたら在宅になって以降、月の1/3ぐらいの勤務日を寝坊で遅刻している月が年に何度かあることがわかった。常習犯と言って差し支えない。思うことがないわけではないが、仕事に差し支えているわけではないので重大ではないと考えることにする。とは言っても起床してふとんを上げるなりPCを立ち上げて出勤する(勤怠システムでタイムカードを入れる)という流れは生活として望ましくないと考えており、本当は朝起きてごはん食べてシャワー浴びて散歩してから仕事にかかるぐらいのゆとりを持ちたい。願わくば新聞読む時間まで確保できればカンペキだ。そこまでいくと人生上がり・人生終わりという感じだけど。

書くことがないのではなく、〈書くこと〉は書くことによって現れてくるということをまたも知らされる。

読書会があったので(遅刻したにもかかわらず)仕事を早く切り上げて都心に向かった。この「(遅刻したにもかかわらず)」というささやきは実は不要なものだ。仕事を早く切り上げる権利は、その日遅刻したことで取り消されたりする性質のものではないからだ。遅刻したことは遅刻したこと、仕事を早く切り上げたことは早く切り上げたこととして、それぞれに評価すべきだ。

最近は電車内でMoldexの耳栓が手放せない。耳栓は私の精神的な安全を守ってくれる。

読書会は参加者不足により流れた。せっかく部屋を取ったからということで音声配信のための機材的なチェックを実施して、主催者とたこ焼きを食べて別れた。成城石井に立ち寄ってコーヒー飲料やピクルスなどを買い込んで帰宅し、アフター6ジャンクションの初夢特集をRadikoで聞いた。

楡さんはメンタル安定してそうみたいなことを言われたがそう見えるだろうか。でも実際、波のように上下する部分に関しては今は比較的よい状態だと言える。破滅的な考えに日常的に悩まされることはない。私が気にしているのは、小さい頃から引き継いでいる心のヘンな癖のことで、それによって他人に必要以上に気を遣わせたりしている部分のことだった。そしてまた、安定していると言っても土台はもろくて、ちょっとつつかれたらすぐに崩れ落ちてしまう脆弱さがある。