楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

横殴り削り器

先週後半までの療養で休養はたっぷりとっていたはずだったけども、それはそれとして溜まっていたものもあったようで昨夜は午前5時まで起きていてしまった。ここまで遅いのはさすがに珍しい。連休で就寝時刻が際限なく後退するときも4時ぐらいが関の山だから。そういうわけで今日は13時頃まで寝ていた。コロナ罹患前はどんなに遅く寝ても10時ぐらいに目が覚めるようになっていたから、自分に必要なだけ睡眠がとれるというのには体の変化を感じる。

昨日に引き続き涼しかった。全体的にだらだら過ごしていて、あまり大したことはしていない。大阪自主出張やらコロナ罹患やらで2週間、いや下手すると3週間?片付けられていなかった床を片付けた。掃除機は職務復帰前に最低限だけやっておいたけど、今日は床のものをすっかり片付けたうえで敷物も取って掃除機をかけた。クイックルもかけた。これで心からきれいにしたと思える。

夜に、ふだん行かない隣駅のスーパーに行った。心の中では遠かったのだが来てみれば近いもので、普段から積極的に通ってもいいのではないかと思われた。この地域に住んで8年ぐらい経つのにここはなんとなくよそよそしい場所だ。それから吉野家で牛丼をテイクアウトして徒歩で帰った。

夜に歩いていると、過去に夜歩いていたときの感じがオーバーラップしてくる。心細さ。大人になり直面する機会は減ったが、私がもちつづけている感覚。抱擁により心細さを解消してくれる人が欲しかった。私が他者を求めることがあるとすれば、たぶんそういった欲求が根っこにあるのだろう。そのことを久しぶりに確認した。まぁ自分以外にとっては気持ちの悪い話です。