楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

手のひらの殺陣

昨日から今日にかけて数学の問題に取り組んでた。ちょっと複雑なくじ引きの期待値。しばらく考えてから、複雑すぎて自分の知っている数学では解けないと判断し、プログラムを作って検証しようとしたけどそれも難航し、時間を使いすぎたので打ち切った。ラジオを聴きながら片手間にできると思ったのが敗因だと思う。一歩ずつ紙に書いて整理して戦略を立てたらもしかすると解けたんじゃないかな。

何年か前の年末年始も別の数学の問題を見つけて解こうとしてた。まとまった時間が手に入るこの時期は自分にとってそういう周期みたいだ。問題が頭から離れない、あるものに絶えず注意が向かっていて「取り憑かれた」感じは基本注意散漫である私にとって浸っていたい感覚でもあるが、時間を上手に使えるようになりたいと願うもう一人の私にとっては撹乱要因ということになる。年末年始はライフハックに目覚める時期でもある。

作業環境を改善したり、新しいやり方を導入したり、そういうのは随時やればいいのだが、どかんとまとまった時間ができないと着手しようという気にならないのよね。その半分は思い込みなんだと思うが。とにかく腰が重くて、なんか慢性的にくたびれてるような日々の中、でも「やればできる」というのはいつも念頭に置いておきたい。