楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

来年はラピスラズリ

出先なのでスマホで日記を書く。仕事で来てるんです。今日は昼ごろまで書類仕事をして、余裕もなく出発した。外は暑かった。この夏はクーラー病みたいになって暑さよりも冷えのほうが断然怖いのでカーディガンを持ってきたけど、今日は使う機会がなかった。動いてると体が熱を持つので、冷風が直接当たるような場にでもいない限りは寒いとは感じないようだ。ということは、普段は運動不足であるか、冷風が直接当たるような場所にいるということでは?(心当たりがある)

生きてるといろんなことを感じるけど最近は書く段になるとそれが隠れてしまう。少し時間をかけて掘り起こす必要がある。

そんなわけでビジネスホテルにいるんですけどビジホは自由に水も飲めないので不便ですね。洗面所の水が飲み水としても使えるよと貼り紙(というかシール)に書いてあるけどほんまか? と思いますね。信じていいんだろうけど。水もそうだけどアイスも自由に食べれないね。大体のホテルは冷蔵庫はあるけど冷凍庫は提供しないから。そう思うと家はサイコーですね。

夏休みだからだろう、飛行機を取るのに不自由した。座席も、機体の出入口の近くの、事故があったときに乗客を案内する役目を引き受けてもいい人用の席(あの制度は独特だよね)しか空いてなかった。飛行機は音がすごくて運転中は手持ちのApple Watchで測定したら80dBぐらいで電車よりもひとまわり大きい数値だった。でも夕食で入ったチェーンのうどん屋で真後ろのグループがにぎやかで、声がでかくて、盛り上がった瞬間は80dBいってた。人の声は飛行機の騒音に匹敵する。

測定で思い出したけどネットで「観測範囲では」という言い方がされるけどみんなそんなに「観測」しているものなのか。特殊な器具を使って対象をとらえたり、結果をノートにまとめたりしているのか。「見えてる範囲では」とかでいいじゃん。たぶん私よりも少し上の世代が使ってると思うので方言みたいなものなんだろうけど。でも観測という言葉を使うだけで観測者になれるなら世話はないだろう、なんて言いたくなる。

まあとにかく最近慌ただしいので、なんか「これでいいのか?」という不安がある。実は忙しい方が元気が出るところも確かにあるけど。適度になら。多大なる暇を有効に使う能力があればよかったのになあ。

主に飛行機の中で、川柳がいっぱいできた。人に見せるようなものでないものも含めて(というかほぼ全部そう)。飛行機の中では基本的にじっとしていることしかできないので、ほとんどの可能性が切り落とされた結果、川柳のことを考えることはできる、となる。