楡男

一億人の腹痛と辞書と毛虫とオレンジと

失格だって歩留まり

Nintendo Switch Onlineで『ゼルダの伝説 夢をみる島DX』をクリアした。エンディングを見たあとつらくなっちゃった。このタイトルは小学生のときにゲームボーイカラーとともに親に買ってもらったもので、確かクリスマスプレゼントだった(当時はゲーム買ってもらえる機会がクリスマスと誕生日しかなかった)。当時かなり時間をかけて遊んでいたので攻略法は体が覚えていたけど、クリアした後の状態を見たら集めきれていないアイテムがけっこうある。ハートのかけらも揃っていないし、剣がレベル1のままだ。さらに、10何枚あるはずのスナップ写真が2枚しかとれていない。もうちょっとやりこまないといけない。なぜか分からないけどこれにはプライドがかかっている気がする。

ここからネタバレ含みのことを書きます。30年前(カラー版は25年前)のタイトルだけど、ネタバレに作品の発表時期は関係ないと思う。言い換えると、作品にこれから触れる可能性のある人の多寡でネタバレに配慮すべき/しなくてもいい は切り替わらない。  このゲームはシナリオを進めるに従ってストーリーが進行するしくみになっていて、──って当たり前のことを言っているみたいだけど、単に物語性のあるスクリプトが読まれていくという意味ではなくて、リンクが各ダンジョンを攻略していくにつれゲーム上の世界の終わりという決定的な瞬間がじわじわ近づいていくわけですよね(このことはスクリプトでもしつこいぐらい強調されている)。このゲームでは世界が最終的に救われるのではなく、世界が終わらせられる。そしてプレイヤーの手で、意思でそれがなされる。そのことの重みを今回プレイして、30代も半ばになって、初めて実感できたかもしれない。

最初の段落で書いたようにアイテムコンプリートができていないので、もうしばらくやり込みたいなあ。ノーミスクリアもできなかったし(覚えがないんだけど一回だけ全滅してた)。ネットに載ってる裏技とかも試して、そのあとSwitch版もやりたい。 ちなみに自分用メモだけど初回クリアに計12時間かかっている。